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「ある日のハナシのシ」展、名古屋のプチマルシェから、松本のカフェドゥへ、まわってみました。
ホームページの日記のタイトルの「ある日のハナシのシ」で、登場してくるような、かばんやこものたちを
並べてみよう。というこころみ。
今回の個展から、わたしの中では少しだけ中心がかわってきたように思います。
かばんやこものを、中心ではなく、わたしそのものの日常や思いや、感じていることを、中心においてみました。
そうすることの、なんと居心地のいいこと。
そんなことを発見できた、個展だったなあと思います。
作品は、とってもシンプルに。でも、やっぱり過去の延長に今はあるわけなので、ところどころに、クルール
らしいところが、意識していないのにくっついてきます。
無造作、シンプル、かわいい、大人、自然、もつ人のイメージによりそう。
そんな言葉を思い浮かべなから、作った作品たち。
今の、自分がほしいと思った感覚に逆らわないで、つくったらこんな形になりました。
わたしも変化しているので、作品も変化しなくてはおかしい。
でも、この考え方はちょっとだけ勇気がいりました。
今までの作風や中心を違うものにもってくるというのは、今まで。を否定するんじゃないか。とか、今まで、
クルールのかばんを買ってくれたひとを、がっかりさせるかな。とか。
ゆるやかに、変化できないものか、どうなのか。を試行錯誤しながらでした。
でも、こうやってふりかえってみると、ゆるやかに変化しているかも。と思いました。
どうでしょうか。
プチマルシェは、クルールがはじまってすぐの頃からのおつきあいでした。
多分松尾さんはまだ、パリにいらっしゃって、滝村さんが小さなフリーペーパーからはじめたお店でした。
「なごやに暮らす」の本を、発行したり、いろんなイベントをしたり、「名古屋」のイメージを、
わくわくする場所にかえていった方達。とわたしは思っています。
そんなプチマルシェのお店の、ちいさな市場にならぶような商品としてクルールもおかせてもらいました。
いろんな国から、集めた雑貨たちがどこか同じ共通点をもって、並ぶお店です。
クルールも、どこか同じ共通点をもったものとしてならぶことができたかな。
カフェドゥは、こちらはまたわたしにとって大事な喫茶店。
大阪でのひとり暮らしを終えて、実家に帰ってきたばかりの頃に出会った喫茶店。
クルールをはじめてすぐの頃。
都会から帰ってきて、どこか夢にやぶれたような、田舎にかえってきちゃったー、まけちゃった。と
しょんぼりしていた頃、インターネットでみつけたのがカフェドゥ。
ただの田舎、地方。としての認識しかなかった、長野県に、こんなとこがあったん!?と、びっくり
したのでした。ここへいけば、なにかあるかも。という期待を胸に、辿り着いたのがカフェドゥでした。
カフェドゥに出会ってから、都会にいても、地方にいても、田舎にいても、どこにいても、おもしろい
ことができるんや。ときづかされた気がしました。
ドゥを運営する2人の女性は、喫茶店らしく静かでお客さんとの距離を適度に保つ人たち。
若かったわたしは、その距離感がうまくつかめなくて戸惑いがあったのだけど、何度か通ううちに、
お客さんの垣根をこえて、お友達になりました。
人とのつながりって、こうやって振り返るとよくわかるものやな。と思います。
時間がたつと、自然にできる道。みたいなものです。
いいタイミングで、なんとなくぴったりなタイトルのもとでドゥで個展をさせてもらいました。
松本での初めての個展、ドゥでよかったなあと思います。
どんどん、肩から力がぬけていくわたしです。
わたしらしいと自分でも感じた、居心地のいい個展でした。
とおくから、近くから、いろんなとこからプチマルシェ、カフェドゥの「ある日のハナシのシ」展、
お越しくださって、どうもありがとうございました。
記帳ノートにかかれたみなさんの言葉、ほんとうに嬉しかったです。
宝物やなあ。と思います。
プリマルシェの滝村さん、松尾さん、カフェドゥのふるちゃん、あやさん、それから、搬入を手伝ってくれ
た弟のりょうくん、ワンピース作りをてつだってくれたコニーちゃん、いつも応援してくれてる家族や友達、
彼氏、クルールをいつもみてくださっている方々、本当にありがとう。
これからも、がんばります。
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